こんな時こそ

のんびりセローで

2011年03月13日 21:40


刻々と明らかになる東北の大地震の被害。

総理大臣による声明にもありましたが

これは東北だけのことではなく、日本という国にとって、

未曾有の出来事であり、一丸となって対応していかなければならない事だと

心の底から思えてきます。



私は、正直、現政権、現与党を好きではありませんが、

おそらく、一睡もせず、一生懸命情報収集をし、

この日本という国を、日本という国に生きるすべての人々を守っていくため

どうすればよいか、さまざまな対策を練っている彼らを見るとき、

日本人として、精一杯協力し、何とかしていかなければならないと

本当に思えてなりません。

国、自治体、自衛隊の皆さん、全国の警察、消防からの応援の方々、

医師、報道、原子力発電所で一生懸命被害を食い止めようと、放射線が漏れでているなか

修復作業をしてくれている技術者の方々、海外から協力に来てくださっている捜索隊の方々

何より、被害にあわれた方々が必死に捜索をされている姿を見ると、

自分には何ができるのだろうか、と思い悩んでしまいます。



そんな中、情報はないだろうかと、ナチュログを見ていると、

「途中信号消えてましたw 自主避難w 誰もいないw」 

「今日の釣果w」

「バーベキュー楽しいw」

というような記事を見ていると、この空しさはなんだろうと。

お住まいが、今回の被災地からは遠隔地であり、被害をまったく受けていない地方の方も

たくさんいらっしゃると思います。

キャンプに行くのもご自由です。釣りを楽しむのもご自由です。

楽しいのでしょう。面白いのでしょう。そんなうれしさ、楽しさを

みんなに知ってもらいたい気持ちも十分理解できます。



ですが、今、この時期、「楽しいです~」 って、わざわざ、今、ブログで公開するのは

何ででしょう。


こんなときこそ、明るく振舞う。それも理解できます。

右に倣えで自主規制をしなければならないというわけではありません。

ですが、自分が被災者、あるいは、関係者が被災されているかもしれないと考えたら。

捜索にかかわってい方達、情報を少しでも得ようとしている人達。

そんな人もたくさんいることを分かっていたら、

Web に上げることを、もう少しの間、「ガマン」はできないものなのでしょうか。




私が偽善者なだけなのかもしれません。

偉そうな事を言っているだけかもしれません。

ですが、人の気持ちと言うものを、もう少し考えられないものなんでしょうか。

一面火の海だった気仙沼の映像を見たとき、

十数年前、家内の両親に結婚の了承を得るために訪れた、あの場所が

津波に流され、火の海になっている光景を見たときの衝撃。



幸い、家内の両親は、すでにこちらに移り住んでいたため、あの被害からは免れていましたが

もし、あのまま、あの場所に住み続けていたとしたら。


そんなことを考えている人もいる、そんな人たちの気持ちを、

少しは考えてくれたらと。

そう思う今の私は、おかしいのでしょうか。



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