松の内も過ぎ、今更なのですが、秩父神社に初詣に出かけました。
すでに元旦の内に地元の氏神様への初詣は済ませていましたが、3連休、何もしないのも
つまらないので、1時間少々でいける秩父神社に出かけたわけです。
10年以上前に山梨に転勤していた頃、川越の家内の実家まで行く際には
当時開通した雁坂トンネルを通り、秩父に出て299号を通って行って以来
何度秩父を通ったか。
東京本社勤務になり、川越に引っ越してからも、ツーリング、ドライブと数えきれないほど
秩父には来ており、三峰神社、宝登山神社と参拝していたにも関わらず、
誠に失礼なことに、秩父の総社である秩父神社には一度も参拝していませんでした。
そこで、いい機会だと思い(暇なこともあって)、蕎麦を食べる傍ら、と言っては不敬ですが
秩父神社にお参りに出かけたのです。
秩父神社の創建は古く、崇神天皇の御代に八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
を祀ったのが始まりとされています。
祟神天皇の頃となると、第10代天皇ですので、2000年近く昔となりますから
史実的には?ですが、まあ、古いことには変わりません。
もう8日だというにも関わらず、神社の駐車場に入るのには結構掛かりました。
神門
をくぐると、本殿が見えてきます。
この本殿ですが、天正年間に、徳川家康の命で建てられたもので
そこにある彫刻は、日光東照宮の『眠り猫』で有名な 「左甚五郎」の作といわれ
見事な「つなぎの龍」
や、「お元気三猿」
が見られます。
丁度、この日、カブスカウトが宮司さんから色々秩父神社、本殿の説明を受けていたので
ちゃっかり便乗して話を聞きました。
先に上げた龍の他にも数匹の龍が彫られているのですが、宮司さんが何匹いるのでしょう?
とカブスカウトの子供たちに問いかけると、みんな、本殿の回りをグルグル回り、かぶりつきで
覗いていたり、それは微笑ましい光景でした。
さて、何匹いるかは、みなさん秩父神社で確認してみてください。
今回、十年以上ひいてていなかったおみくじをひいて見ました。
結果
小吉。
・・・なんと中途半端な。
女難の相があるとか。気をつけねば(笑)
ちなみに、家内は大吉。
境内を歩いていると、「水おみくじ」と言うのものがあり
すでに大吉を引いたにもかかわらず、家内は再びチャレンジ。
開くと何も書いてありません。
ですが、これを境内に流れる『柞の禊川』(ならのみそぎがわ)と呼ばれる御手洗川に
浸けると、
あら不思議
大吉です。家内、再び大吉です。
・・・ぐぬぬ。なぜ家内ばかり・・・。
境内を散策し、絵馬を見ると、ありました。
「今時」 の絵馬が。
手書き絵馬。何でも、ここ秩父を舞台にしたアニメの主人公が何枚も書かれています。
ここまでキレイな手書きのアニメ絵馬は初めて見ましたが、それは上手に書かれており
いささかビックリ。
ただ、その中にも
母は、何時の世も子供のことを思ってくれています。
今回はじめて秩父神社を訪れましたが、思いの外楽しい参拝、初詣となりました。
また秩父を訪れたら、この神社にお参りしようかと思います。
PS
そういえば、この日は地元で成人式を行なっていたようで、キレイな晴着を着た
女の子(もう女性と呼ばなければいけませんね)が幾人も連れ立って参拝していました。
ああ、日本の正月。
3時頃には家に帰り、正月用に買っておいた本を読んで残りの1日を過ごしました。
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