先日ジモティーの仲間入りした私ですが、先日再下血も見られたため
念のため、大腸内視鏡検査を受けることになりました。
10数年前に一度受けたことのある大腸内視鏡検査ですが、何が辛いといって
検査前に腸内をカラッポにするための下剤を飲まなければなりません。
この下剤の量がハンパ無い。
最初の写真のムーベンなるものが処方される下剤なのですが、2リットルを飲まなければ
なりません。
封を切ると、ポカリスエットの粉末のようなものが入った容器があり
そこに水2リットルを加え溶かし、2時間掛けて飲み切ります。
写真は飲みきった後の容器です。
飲み始めて1時間程すると、「ゴロロロロロ」とお腹が鳴り出し、トイレに駆け込むと
『シャーッ』と言うオノマトペがぴったりな程の排出が始まります。
最後にはほぼ透明な状態になるのですが、それまでに2時間~3時間掛かります。
まぁ、コレが辛い。
もうおケツが泣き出すくらい、痛くなります。最弱のウォシュレットのお湯さえ痛いくらいで
これだけで体力をかなり消費します。
今回、検査が午後4時からだったのですが、朝の7時から下剤を飲んで
昼ごろまでトイレを出たり入ったり。
前日の9時までに食事を済ませ、検査が終わる5時頃迄の約20時間
一切食べられないので、体力的に尚更シンドイのです。
で、今回、10数年ぶりの検査を受けたのですが、今回はチョット大変でした。
肛門から内視鏡を入れ、くねくねと曲がった直腸を通りS字結腸、下行結腸、横行結腸を
通って、最後には小腸接続部まで入れるのですが、この入れ方によってはスムースに
行かないことがあります。
以前に行った大腸内視鏡検査の際は、横行結腸に行く際に若干苦しさを感じただけで
少しも痛くなかったのですが、今回は酷かった。
グリグリ押されて直腸、S字結腸、下行結腸を遡る際に、もう、我慢ができないくらい
激痛が走り、まるでお腹の中を火箸でかき混ぜられているような感じです。
検査技師の先生は、「オナラを我慢しなくていいですよ」なんて言っていましたが
オナラなんか我慢しておらず、本当にグリグリ当たって腸が痛いのです。
あまりの痛さに、「イタタタタタタ・・・・」と言っていたら、いい加減検査技師の先生が
もう止めましょうと言って、結局1/3しか検査をすることが出来ませんでした。
検査の後外科の先生が「上手な検査技師の先生なんですがねぇ」と仰っていましたが
痛いこっちとしてみれば、とても上手とは思えませんでした。10年前の先生の方が
よっぽど上手でした。
まぁ、今回は鮮血でしたので出血部位はそれほど上位部位ではないとは思われるので
バリウム腸注検査(いまどきやらない検査です)をやるかどうか、要検討な状態です。
もっと内視鏡検査が上手な(私にあった)検査技師の先生がいる病院を探した方が
いいかもしれません。
みなさんも、検査を受ける際は、その辺りのリサーチもしっかりしてからの方が
よろしいですよ。
今回、丁度車を車検に出していて、平日だったので代車を断った事が災いし
病院までの足がありません。
そのため、近所に住んでいる家内の父に車で送り迎えをしていただいたのですが
喜寿も過ぎた年齢のためなのか、正直助手席に乗っていて少し怖かったです。
自分が運転して行きたかったのですが、送っていただいている身ではそうも言えず。
以前はそんなことは無かったのですが・・・。
高齢者の運転は、色々考えさせられます。
普段誰かの運転、それも助手席に乗ることが無いため、余計に強く感じたためか
車間、加減速、走行ライン、どれをとっても自分と異なり、何とも言えず
何度助手席の手すりをつかんだことか。
昨年高齢者運転の検査も受けて免許の更新もしている人でさえこれですから
免許が無いと地方では色々問題があるとは思いますが、ある一定の年齢になったら
講習だけではなく、細かい実地運転テストなどを入れていかないと
今後の高齢者社会において、交通事故の増加を防げないのではないか
という気がした今日この頃でした。
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