ママチャリ怖い・・・。

のんびりセローで

2012年02月20日 00:00

買い物に行って来いと家を追い出され

数年ぶりにママチャリに乗ってみたのですが・・・




いや、自転車ってこんなに怖い乗り物だったっけか?と思うほど怖い。





先ず、漕ぎ出すとフラつく。軽いからペダルに体重かけるとそっちに傾くから

フラつく。

スタートから事故原因自分で作ってるんぢゃないかってくらい

怖い。




それで、ブレーキが効かない。ブレーキ握ってるのに止まらない。

ワーなにこれ止まんねぇ!って言うくらい止まらない。









で、おしりが痛い。乗った途端に痛い。

拷問器と言われるセローのシートが極楽座布団に思えるほど、痛い。

肛門直撃する感じで痛い。






ハンドルが絞られ過ぎていて運転しづらい。

セローのフラットハンドルに慣れてると、自転車は、もうバカスクかってくらい絞れてて

ハンドル切りにくい。ブレーキ握りづらい。






その上、後が見えなくて怖い。ミラーがないから、もう首180度回さないと

後方確認できなくて怖い。

車線変更も何も、後を振り向かないと分からないのに、後振り向くと前が見えない。

もう恐怖以外の何者でもない。




と、大げさに書いてみましたが

なにか、自転車の悪口を言っているように思われる方もいるかも知れませんが

そういう訳ではありません。

自転車事故が増えている昨今、先に上げたような自転車側のハード的要因があるとすると

それが原因で事故が起こるかもしれないと思ったわけです。



先ず、ブレーキの効かなさ加減に驚きました。ウチのママチャリは数年前に購入した

ごく一般的なものだと思うのですが、自転車って結構な速度が出ますよね。

そのスピードを落とすブレーキの効果が恐ろしく低いのに驚きました。

スピードを十分に相殺できるブレーキは絶対必要ではないかと。

バイクで言えばブレーキパッドがすり減って効かないというのは自業自得の

整備不良ですが、そうでは無く、一般的な手入れで効きが悪くなるようなことがない

レベルでの十分な効果のあるブレーキが必要ではないかと思うわけです。


最近のスポーツタイプの自転車のように、ディスクブレーキが付いていれば

十分ブレーキを利かすことが出来ると思いますが、ママチャリの貧弱なブレーキは

本当に心もとないです。雨が降ったりしたら尚更。

子供の頃は自分も自転車に乗っていたのに、そんなことは一度も考えたことが

ありませんでした。

バイクに乗り出して自転車に乗らなくなって久しいからそう思うのかもしれません。



バイクはスピードが出ますので、当然ブレーキは万全を期すことになります。

オンに比べ、ブレーキが比較的効かないオフバイク(オフで効き過ぎると逆に危ない)

でさえ、ブレーキをかければ、思った通りに止まることは出来ます。

低速はもちろん、そこそこの速さでも、強くかけ過ぎれば

簡単にロックしてしまうほど効きます。


やはり、歩行者に比べればその速度も破壊力も高い自転車は

たとえママチャリだとしても、それ相応に良く効くブレーキが必要だと痛感しました。

それとも、ウチの自転車がボロなだけなんでしょうか。



それと、もうひとつ痛感したのが、バックミラーが無いこと。

後方確認するには真後ろに振り向かなければなりません。

今の時期のように寒さで首にマフラーでも巻いていれば、振り向くのも一苦労です。

また、振り向いて後方確認していると、当然前が見えていませんから

止まって振り向いているならば別ですが、走りながら振り向くとするとそりゃぁ危ない。

なぜ自転車にミラーの設置を義務付けないのかと思ったほどです。

早々に自転車用のミラーを探して来ようかと思います。





車、バイクを運転していると、高齢者の自転車の運転がいかに怖いかお分かりになるかと

思います。

フラつく。後ろも見ないで車線変更する。交差点で止まらない。


これから高齢運転者による車が増えていく中

自分の母がそうであるように、同じように高齢者による自転車の運転が増える事を考えると

自動車から身を守るためにも、歩行者に対して自身が加害者にならないためにも

自転車側の自衛がより重要になってくるのではないかと思いました。





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