読書

のんびりセローで

2012年02月20日 22:12

毎日、通勤の行き帰りに必ず本を読みます。




連日連投になりますがよろしければ しばしお付き合いを。



私は通勤の行き帰りに、本がないとどうにも落ち着かないのです。

読むのは小説になるわけですが

通勤中はとにかく活字を読んでいるか、寝ているかのどちらかです。

通勤途中で読み終わったりすると、もう居ても立ってもいられません。


本格的に読書、にハマったのは、子供の頃、教科書に載っていた

夏目漱石の『こころ』を読んだことでした。

全編を読みたくなり、文庫本を購入。その後、ひと通り夏目漱石を読んで

小説の面白さにはまりました。

その後も色々な小説に手を出しました。


今では読むジャンルがほぼ固まって来ました。



現代劇はチョット苦手で、精々『バチスタ』シリーズでしょうか。

でも最新刊の「極北クレーマー」は途中で読むのをやめてしまいましたが。

読むのを途中で止めたのは、人間失格以来2冊目です。


現代というのが正しいかわかりませんが、『永遠の0

これは読んでいて涙が止まりませんでした。

電車の中では大変でした。最近涙もろくて・・・





よく読むジャンルは、時代小説、それも江戸時代 中・後期もの。

江戸時代の人々の暮らしを考えると、

今の日本のすべての原型が出来上がった時代、それが江戸時代

それも中後期だと思っています。

そこで描かれる人々の人情の機微。いいですねぇ。


特に作者にこだわることはあまりなく、本屋で手にとった、

あるいは人に薦められた本を中心に読んでいます。


特に町人の日々の暮らしの話や、捕物帖。

それと、気に入った本がシリーズだと、すべてを揃えないと気が済みません。

たまたま手にした「佐伯 泰英」さんの『居眠り磐音』シリーズなどは

既に38巻にもなっています。

それに「坂岡 真」さんの『うぽっぽ同心』シリーズ。これもいいですね。

最近では、「しゃばけ」シリーズの作者「畠中 恵」さんの『まんまこと

これも人情味あふれる良いシリーズです。(しゃばけは読んだこと無いんですが)

あと、すでにシリーズは閉じていますが

「鈴木 英治」さんの『父子十手捕物日記』これもいいです。

「平岩 弓枝」さんの『隼新八』シリーズもいいですね。



先に作者にはこだわらないと言いましたが、

唯一作者で選ぶのが「山本 一力」さんです。

この方の本は、深川に魅入られた作者が描く下町愛にあふれた作品が幾つもあります。


一番好きなのは『だいこん



これを読んで『一力』本にはまりました。

ぜひ読んでみて下さい。

また、出身地土佐を絡めた話もとても面白く、一力作品が本屋に並んでいれば、

中身も見ずに買ってきます。そして、すべて楽しく読めます。




それと、昔から読んでいるのがSF。

ハヤカワ文庫は必ずチェック。

特に好きなのがファーストコンタクトものや

異星生物の生態系もの辺りに心惹かれます。



大御所の

アイザック・アシモフ

アーサー・C・クラーク

デイビッド・ブリン

ロバート・A・ハインライン

この辺りはひと通り読みましたし

昨年惜しくも亡くなられた
パーンの騎士』、『歌う船』シリーズのアン・マキャフリィ

ヴォルコシガン』サーガのL・M・ビジョルド (敬称略)などなど。

国内だと、先日亡くなられた小松左京さん

ダーティーペア』、『クラッシャージョー』の「高千穂 遙」さん

天冥の標』シリーズ、『第六大陸』シリーズの「小川 一水」さん

戦闘妖精・雪風』の小林長平さん

思い出してみると、数え上げたらキリが無いほど読んでますね。

SFには夢がありますからいいですね。




それと最近では、流行りの所謂『ラノベ

いい歳をしてと思われるかもしれませんが

読まず嫌いはいけないと読みだすと

これが案外面白い。


涼宮ハルヒの』 シリーズ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

とある魔術の禁書目録

それぞれ、結構面白いです。

もっとも私的には、禁書目録は新約シリーズになった途端つまらなくなりましたが。




ラノベではありませんが、最近一気に読んだのが

西尾 維新」さんの『物語』シリーズ。

12冊+コンプリートブックにある5つの短編すべて読みました。

コレ、1冊1500円前後するんで、2万円近く一気に本を買った事になります (汗




ほぼ全編 会話劇 のような、ひたすら主人公がしゃべくりまくる本で、

人によっては全く受け付けない小説です。

しかしハマればズッポリはまれる読み物です。


『怪異』に出会い、『怪異』そのものになり、また人間もどきになる主人公が

ひたすらしゃべくりまわります。

そして主人公、結果的にハーレム状態。うーん。


出版順と物語の時系列が違っているため、私はほぼ物語の時系列順に読み進めました。


主人公が『鬼』に出会った顛末を綴った『傷物語

『猫』に魅入られた委員長との顛末を綴った『猫物語・黒

『蟹』『蝸牛』『猿』『蛇』、再び『猫』の怪異との顛末を綴った『化物語

『蜂』『不死鳥』にまつわる妹達との顛末を綴った『偽物語

短編集を挟み

過去を変えようと「11年前」に跳んだその大きな代償を目の当たりとした『傾物語

再度『猫』と対峙した『猫物語・白

鬼の過去と『くらやみ』との対峙と大切な友人との別れを綴る『鬼物語

再び『蛇』に囚われ神となってしまう『囮物語

『神』との約束を果たそうと最低最悪な方法とは 『恋物語

旧知との再会と対決の『花物語


こう、上げていくと結構なシリーズですね。

このあと後3つの物語の刊行が予定されています。今から楽しみです。

あ、誰がなんと言おうと、私は『羽川』押しです。バサ姉こそ絶対!

異論は認めん!(爆) 

羽川を選ばないなんてありえない。 



そうそう、私、図書館で借りる、あるいは人から借りる事はほとんどしません。

何回も読み返す為、いつでも読み返せる様に必ず購入します。

買った本は殆どそのまま持っています。捨てる、あるいは売るような本なら

最初から買わない、というのが本に対する私のポリシーです。

以前、一度だけブックオフに売ったことがあったのですが、二束三文で買われた挙句

結局読み返したくなって、もう一度定価で購入しなおした位です。

お陰で本がどんどん増えてしまい、新たに本を買ってくる度に怒られる毎日です(笑)



なにか面白い本、ないかなぁ。


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