先月家内が大腸内視鏡検査を受けたわけですが
今回は私が大腸内視鏡検査を受けたのです。
先週末の土曜日に、大腸内視鏡検査を受けると、ポリープが二箇所あり、病理検査するために
どちらも内視鏡下ポーリプ切除を行いました。
今回は麻酔されていたこともあり、大した痛みもなく、無事検査終了し翌週末に検査結果を
聞きに行く予定でした。
ところが、検査三日後の火曜日、用をたすと、多量の下血。
こりゃ痔かなと思って気にしていなかったのですが
翌朝トイレでビックリ。
妙にシャーっとでたなと思い便器を見ると
用便はなく、血、チ、ち 血だら真っ赤です。
女性なら毎月なのでしょうが、こちとら男なもので、ここまで便器が真っ赤になることは初めてです。
去年の痔発覚の時とはレベルの違う赤さです。
夜、とりあえず先日のキャンプ動画をアップし
念の為に先日内視鏡検査を受けた医院に行って痔かどうか診てもらうと
『こりゃ、痔じゃないなぁ、クリップ外れたかな・・・』
どうも、先日受けたポリープ切除施術の際にかけた止血クリップが外れたのではないかと。
その医院では、月一で聖路加病院の内視鏡専門の先生が施術をしてるので
急にその医院では再クリップができないということで
川越駅前の、救急指定病院でもある赤心堂病院へ連絡してもらい
クリップの再施術をしてもらうことになりました。
医院での説明では、連絡しておくので、再クリップしてもらえばOKとのことで
気楽な気持ちで赤心堂病院に11時半過ぎに到着し
3時過ぎに再度内視鏡を受けました。
ところが
ポリープ削除箇所がよくあるS字結腸ではなく、下行結腸だったため
内視鏡を進めるも、内部洗浄しながら進めていっても、出血によって視界が悪く
出血部位がはっきりしない。そのうち用便も見られ始め
下剤処理もしていないので、これ以上内視鏡をしていても苦しいだけなので
入院の上、翌日腸内洗浄(下剤)をして大腸内を綺麗に確認できるようになってから
再度施術行うとのこと。
こちらはその日のうちに帰るつもりでしたのでビックリ。
慌てて会社に連絡し、2-3日出社できないことを告げ、急遽入院手続きを行い
病室で一日中、止血剤入りの点滴を受け絶食して翌日を待ちました。
ちょうど引き始めだった風邪が悪化し、8度近くも熱が出てきました。
風邪が悪化するようだったら、施術ができないので入院も伸びるとのことで
風邪薬を飲んで、ひたすら横になっていました。
大腸内の出血自体、痛みは全くないのですが、風邪による発熱と鼻詰まりの方が苦しい・・・。
夜中点滴を受けているので、30分ごとに尿意を覚え、ほぼ眠れず。頭も痛くなって、ツライ。
翌朝、いくらか熱も引いて、鼻詰まりも幾分良くなっていたので内視鏡OKが出て
朝から下剤を飲み始めました。
この病院では、下剤はムーベンではなく
マグコロールP
この下剤は味がいい!
まさにポカリそのもの。香りも味も自然で断然飲みやすい。
ムーベンは味付きですが、中途半端な塩味と甘み、作り物感満点のレモン風味で
とても飲みづらいです。
で、絶食の上、前日の内視鏡後にすでにお腹内は出血した血液しかなく
昼前にはもう水状態になり、4時検査の予定が1時過ぎには検査OKになり施術。
前日とは打って変わって検査が楽です。
横になって内視鏡の絵を見ながら説明を受け、問題のポリープ除去箇所まで来ると
クリップが外れたらしい、出血後が見られました。
すでに止血剤で出血自体は止まっていましたが、念のため再度止血クリップをかけることに。
内視鏡で見ると巨大なクリップなのですが、実際には数ミリしかないということでしたが
クリップをかける際には「バチン」と言う音とショックがお腹からしてなんとも不思議な感じ。
結局、ポリープ切除の2箇所でそれぞれ止血クリップを合計5箇所止めて終了。
わかりやすく説明を受けながら施術してもらう、とても丁寧な先生で安心出来ました。
再度クリップをかけたので、再出血がないとも限らないので、念のためもう1泊し
計2泊3日の入院生活となりました。
私、去年の無呼吸症の検査入院(寝ている際に測るので入院というのかどうか微妙ですが)以外
純粋に病気やケガが原因で入院したのは初めてでした。
今回、入院して感じたのは、看護師さんがいかに大変な仕事とかということでした。
施術の際の介助でも、先生の説明に合わせ、内視鏡画像のどこなのか指し示してくれたり
入院時の相室になった方が高齢の方だったのですが、いささかぼーっとされていて
夜中に、朝の下剤を倍に増やしたいから持ってきてくれというリクエストに
ひたすら丁寧に、先生の判断の上でなければ、看護師が勝手に薬の増量はできないことを
説明をして、患者さんもわかったような返事をしたあと、
再び同じリクエストの繰り返しをする高齢の入院患者さんに
何度も何度も、腐ることなく丁寧に説明をされていたのがとても印象的でした。
(端で聞いている私が、『いや、だから・・・』 といってしまいそうな程のボ◯具合でした)
身動きのとれない高齢の患者さんの清拭や用便介護も
仕事とは言え、嫌な顔一つせず、丁寧に行う。
看護師さんの給料がずば抜けて良いとも聞きませんので
本当に奉仕精神がないとできない、大変で、なおかつ大切な仕事だと感じました。
また、今回初めて男性の看護師の方と接したのですが、とても腰低く、丁寧で
患者が理解するまで丁寧に優しく説明をしていたりと、とても好感が持てました。
男性ですから、女性看護師の方より体力的な安心感も感じられました。
正直、今回入院するまで、近所で聞いていた、病院の評判と正反対の丁寧な良い対応だったので
人の噂も当てにならないなと感じたりした今日この頃です。
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