わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車

のんびりセローで

2013年07月13日 23:59

ツアー旅行って楽だ・・・



新婚旅行以来、二十年ぶりのツアー旅行に参加しました。


通勤途中に見た中吊り広告にあった


わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車と富弘美術館・足尾銅山観光 日帰りの旅




が妙に心に残って、気付けばツアーの申し込みをしていました。

わたらせ渓谷鉄道には一度行ってみたかったのと、トロッコ列車というのに

どうしても乗ってみたくなったというのが本当の所です。






浅草駅に7時半集合 りょうもう3号で赤城駅

そこからバスで群馬のみどり市にある草木湖脇の『富弘美術館』を見学

バスでわたらせ渓谷鉄道の『神戸』駅に移動し、トロッコ列車に乗車

お弁当を食べながら足尾駅までのんびりトロッコ列車を満喫

足尾駅で下車し、足尾銅山を見学

再びバスで日光まで移動しおみやげを買ったら下今市駅までバスで移動

特急きぬ (スペーシア)で浅草まで戻る

と言うコース




浅草7時半ですからかなり早く出なければならないのですが

元来、心配性というか、せっかちと言うかギリギリが嫌な性格上

始発で地元駅を出発。5時22分です。

本当は5時45分発で間に合うんですが、朝食を食べる時間も無いので、早めに出て

どこでもいいので浅草に着いてから食べようと始発で出発です。







浅草には6時半には到着。

1時間も早いです。


本当に新仲見世通りにあるマックで(マックくらいしかやってなかった)朝マック

不健康な朝食です。





7時半に改札集合。

今回は添乗員さん付きで、35名の参加だったようで、こんなに来ないと思っていたので

正直ビックリ。

物好きは案外多いのですね。



発車時間にはツアー参加のシールをもらい、適当に貼り付け、いざ浅草駅を『りょうもう号』で出発。






関係ないですけど、スカイツリーって本当にデカいですね。列車から見上げると特にデカイ。





2時間ほどで赤城駅に到着し、バスで富弘美術館に移動。




この美術館、道の駅にあって、数年前に日光に出かけた帰り

モモのトイレで駐車場に寄った記憶が蘇りました。


たしかに、当時妙に四角い美術館があるな、なんて思ったものです。


今回、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗るのがすべてでしたので

正直美術館なんてどうでもいいと思っていたのです








素晴らしい、美術館です。






富弘美術館の「富弘」とは作者 星野富弘さんの下の名前が そのまま美術館の名前に

なったものですが、この方は、若いころに頚椎を痛め、首から下が不随になり

口に筆やペンを咥えて絵を書いている作家さんで、その絵とそこに添えられる言葉が

実に素晴らしい。

小一時間があっという間でした。

水彩画、ペン画の精細さはとても口で描いたものとは思えませんし

なにより、それぞれの絵に添えられている言葉、詩が素晴らしい。

『みつを』と書いてあったら、まんまみつをさんが描いた言葉だと言われてもわからないほど

じーんと心にキました。

ぜひ、みなさんも、一度は入って下さい。入館料は500円とお安いですし。お勧めです。




美術館の時間も終わり、いざバスで『神戸』駅へ。

『神戸』は『ごうど』と読みます。


 


ここの駅長さん(ボランティアのような地元の方)の説明を伺うと

皇太子殿下、妃殿下の行啓があり、同鉄道にご乗車なされたとのことで

記念碑が建っていました。





この駅、良い感じの田舎駅です。




駅舎も良い感じです。






しばらくすると

この駅で、上り列車と下りのトロッコ列車がすれ違うため、先に上り列車がはいってきました。




いいですねぇ~

ぶどう色2号より若干赤みが強いような色といい、国鉄のディーゼルカーとは

ひと味もふた味も違うデザインといい

良い感じです。




国鉄、今はJRですが、ディーゼルカーなら『キハ52』と言うような名前になりますが







『わ』ですよ 


鉄道を 『見る』 のが大好きな私としてはたまりません。





そうこうするうちに、乗車するトロッコ列車がDE10に曳かれてやって来ました。





あれ?



このパンフの色・・・










こんな 『わたらせ色』 なDE10を期待して来たんですけど・・・

と言うか、機関車とこの模型を並べて写真撮ろうかと思って持って出たんですけど。



塗り替えた DE10 1537 ではなくて

普通の国鉄色のままの DE10 1678  ですよ。





百歩譲って国鉄色だとしてもですよ






この色褪せは酷い・・・。

とても朱色4号には見えない・・・。

もう少し大事にしてあげてもいいんじゃないかと思うんですよ、DE10。





まぁ、とは言いつつ、トロッコに乗り込んだのです



が、運悪く後ろ向きの席に。。。



でも、いいんです。

バイクと一緒で、トロッコの風を感じられれば(泣)







で、乗車時に渡されたのが、『トロッコ弁当』



中身は



美味しかったです。


と言っても、皆さんすぐに食べ始めたわけですが、私は食べるより、車窓の動画を撮る方優先。



皆さん、神戸駅を出発してすぐのトンネルで食べ終わってましたが、私はあじさい祭り開催中の



次の駅『沢入』



に着いた

2分

の間に食べました。





トロッコ列車は、渡良瀬渓谷沿いに



ゆっくり走り





足尾銅山を



抜け、終点



足尾駅に到着。





足尾駅からバスで足尾銅山見学に。







足尾銅山といえば日本初の公害問題、足尾鉱毒事件を告発した

ヒゲぼうぼうの田中正造を思い出しますね。






さて、見学所に入り、バテロコに惹かれた更に小さなトロッコで構内まで入ります。





構内に入りトロッコを降り、見学コースにそって構内を見て回ります。

構内は寒く、水浸し、妙にリアルな人形を見ながらグルりと回って出てきます。


結構バイクで来ている人もいるのか

駐車場に大型バイクの他にも、キャンプ道具を積み上げたハンターカブCT110やリトルカブ?

エストレイヤなどが止まっていました。

ネタ的には足尾をツーリングしたら銅山見学、は定番かもしれませんね。

私はツーリングするとノンストップツーリングになるので、まず見学とかしないのですが(汗)






足尾銅山見学後、日光までバス移動。

日光かすてらの店で買物して、4時に下今市駅に移動。


帰りはスペーシア 100系の特急です。



行きと違い、とっても広く快適でした。

帰りは浅草まで行かず春日部で降り、野田線で大宮に出て川越線で帰りました。



ここ数日猛暑だったので、覚悟のトロッコだったのですが、どんよりと曇っていて

暑くはありましたが日が差さない分ジリジリくることもなく、いい日帰り旅行でした。



自分が運転しなくて済むのがこんなに楽だとは。

電車に乗る旅もいいものですね。

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