金曜日、休みを取ってキャンプに出かけようとしていたのですが
ここの所雨続きで、土曜日には雨が予想されるということで、キャンプは諦め
ずっと行ってみたかった
江戸の雰囲気が色濃く残る 中山道の宿場町
『奈良井宿』
に出かけて見ることにしました。
埼玉の川越から岐阜県境の木曽奈良井宿までは200キロ強の距離がありますので
少しでも高速代が安く出来ればと
早朝割引の効く朝6時過ぎには出発、途中のSAで休憩を取りながら
塩尻ICを出たのが9時頃。
そのまま20号を進むと19号に入るのですが
この境目、交差点が国道20号(甲州街道)の終点でした。
『終点』と書いている国道標識、初めて見ました。
あとはひたすら奈良井川に沿って国道19号を進んで小一時間すると
『奈良井宿』です
奈良井宿は
旧中仙道沿いに
約1キロほどの古い宿場町の建物がほぼそのままの雰囲気で保存されている街で
中央線の奈良井駅からすぐですので、電車で出かけるのもいいかもしれません。
とりあえず奈良井川にかかる、大きな木製の太鼓橋である
『木曽の大橋』
脇の駐車場(一応何もないですが道の駅になってます)に停め
先ずは木の橋を渡って奈良井宿に向かいます。
渡り切ると、端のたもとには 奈良井宿の看板が。
中央線の線路を潜ると
奈良井宿の端に出ます。
ほぼほぼ真っすぐな宿場です。
平日のまだ10時過ぎなので、お店も開いていない代わりに、観光客もほとんどいません。
所々に開いているお店も、どこかノスタルジックです。
富士フィルムの看板
ナショナル電球
赤いポスト
沢の湧き水も多いのか、数カ所の水場があります。
おみやげも素朴
宿場籠でしょうか。
NKHの朝ドラ『おひさま」のロケ地にもなっていたようです。
約20分程かけて端まで行って引き返しました。
11時も過ぎたことですので
宿場とは中央線を挟んだ向こう側にある
イヌもOKな
『カフェ深山』 で一休み
立派なお店です。
ここは、
「100年前のライスカレー」
が目玉だそうで、テラスでひと通り頂きます。
水出しコーヒー
100年前のライスカレー
きびもち
えごまだれのおはぎ
どれも美味しくいただきました。
お店の脇には
木曽森林鉄道ででも走っていたものでしょうか
何故か 酒井のディーゼル機関と客車が。
軽便鉄道の連結器を初めて見ましたが
本当に朝顔型連結器でした。
客車もボロボロ
切り出した木を運ぶトロッコも
さて帰ろうとすると、何やら変な列車が
わかりますでしょうか
うまく写真を撮ろうとしたのですが、先頭部分(運転台)以外は車体が切り取られているため
丁度写っている正面の車体がなく、木の陰に先頭運転台がチラリと見える
JR東海の、レール運搬車の
「キヤ97」です
JR東海のHPにある写真が
まさかこんな列車が見られるとは、『 見 』 鉄としては大興奮です。
さすが中央線、この他にも
特急しなの
EF65重連が引くタンク車の貨物列車
などなど、見ていて飽きません。
酒井のディーゼル機関車といい
なにげに良い鉄道観察スポットです(笑)
この後は、山越えで伊那に出て、天竜川沿いに上って
辰野から諏訪湖に抜け、諏訪南から高速に乗って帰りました。
約20分の奈良井宿の様子を10分に再編集しました。
GoProには手振れ補正なんて機能は無いので、歩く度に揺れて
少し酔いそうです。SONYの空間光学手振れ補正カメラが欲しいです。
長い割に、なんのひねりもない動画ですが、雰囲気位は感じてもらえるかも。
歯車マークで720pへ変更、 ヘッドホン推奨。
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