セローの年末整備

のんびりセローで

2011年12月24日 18:06

世はクリスマスですが、そんなお祝いなど終ぞしたことのない私は

セローの年末整備をしました。



未だ走行距離23,000㌔しか走っていませんが、それなりにくたびれますので

そこでメンテの基本中の基本、チェーンメンテナンスを行いました。


張り具合を見ると、伸びはありません。そこで、チェーンの汚れ取りです。

私のチェーンクリーニング、チャンクリは、エンジンオイル(ひどい時はクリーナー)で

汚れを浮かして拭きとった後に、再度キレイなエンジンオイルをチェーンの1駒づつ

内側、外側、ローラー、の3箇所に塗布し、余計な油を拭き取ると言うものです。







エンジンオイルだと若干柔らかいので、多すぎるとホイールに飛んでオイルまみれに

なる事がありますが、きちんと1駒づつ拭きとっていれば問題ありません。

時間は掛かりますが、それ自体が楽しいので苦になりません(笑)


セローではダートを走るので、スプレー式の白い粘着タイプのようなチェーンルブだと

逆に汚れを呼んでチェーンに土埃やゴミが過剰に付着してチェーンが傷むのと

掃除するのも大変になりますので、柔らかいエンジンオイルで

毎回キレイにするようにしてます。

中にはエンジンオイルにチェーンソーオイルを加えて粘度を上げたりと工夫する方もいます。



それと、先日の氷点下キャンプの際、防水仕様の2連12Vシガレットソケットを固定していた

アルミ板が振動で折れてしまいました。3mmのアルミ板だったのですが、振動で金属疲労

をおこしたようです。



で、固定しなおそうと思っていたのですが

ナビやアンドロイド末端のIDEOSの充電に使う場合、12Vの電源にシガソケ用の

アダプターを刺して更に5VのUSBへ変換しています。

ならば、最初から5VのUSB電源がとれるものが付いていた方が邪魔にならないかと思い

2りんかんに行くと、12Vシガーソケットと5VUSBソケットの2つがついた奴があったので

それに交換することにしました。


前のものも、キーOnで電源が入るよう、リレーをかましていたので、それをそのまま使って

繋ぎ直しました。



ナビのRAMマウントとIDEOSの固定用ホルダーの位置も若干変更しました。



で、最後に、オイル交換をすることにしました。


セローのドレンプラグはクランクケースの真下ではなく、左側についています。



これが曲者。

めがねレンチで外そうと力をかけると、『ナメる』。

アルミ製で柔らかいので『ナメる


以前放置していたセローをメンテナンスしようとした時固着していて、ナメてしまいました。

その時はどうにもならなくなって、所沢のYSPに持込、結局工具では外れずタガネで叩き

外してもらいました。

そんなことがあったので、以降オイル交換の際には締めすぎないようにしてきたのですが

今回、なぜか猛烈に硬くなっていて、めがねレンチで回すと、スルッとレンチが?

あぁ、ナメてる。



手持ちのソケットも、めがねレンチと同じ12角で、やはりナメます。

ドレンの位置が奥まっているため、手持ちのパイプレンチも入りません。

仕方がなく、タガネで叩く!

が、外れない!!!


で、考えました。

12角のレンチがダメなら、接触面積が大きい6角のソケットレンチならどうだろうと

(フツー、タガネで叩く前に考えるだろう・・・・と言うツッコミは無しで(爆))

近所のホームセンターに急遽19mmの6角ソケットを買いに行き



少しでもかかりやすいよう、角のとれた頭をタガネで削って、ソケットをカマして

エイヤッ!っと回すと、なんとか外れました。



外れたドレンプラグがこれ



いやぁ、軟か過ぎです。タガネで叩いたら、角度が悪いのか、回るのではなく

本来のタガネの仕事である『削る』事になる始末。



あ、平タガネで叩けば当然か。

まぁ、結果オーライで、オイルを抜いて



こんな事もあろうかと

買ってあった新品のドレンプラグとパッキンに交換して、オイルを補充して完了。



新しいものと古いものを比べるとこんな感じです。





なぜか古い方は真ん中に「3」とあるのに、新しいのは「1」

質感も新しい方が、質の悪いアルミの鋳物みたいな、細かい皺が表に入っていました。




とにかく、整備を終えて、カバーを掛けて来年のツーリングまで、セローはしばしお休みです。


バイクいじってると楽しいな。


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