電話で、焼き付き跡ありとのことで覚悟をしていましたが
ピストンのカーボン堆積はいいとして
側面に凄い筋傷がかなり入っていました。
当然触れる方のシリンダーにも結構な傷が・・・
それもIN側です。
アップにすると
ピストンリングも、一番上以外は全てピストンの溝に食い込んで、オイルシールの役目を
全く果たしていない、所謂オイル上がり状態でした。
傷が付いていたのがIN側で、多分、想像するに、
5年放置後、再始動の際、エアフィルターがボロボロだったので取り替えたのですが
このスポンジが交換後も残っていて、それを吸い込んで傷がつく
ピントンリングも傷む
オイル上がり、ピストンの上下運動時のブレ発生
と言うような順序を経て、の事だったのではないかなと想像してみました。
それと、クランクのコンロッド、左右前後は調整範囲内でしたが、上下に引っ張ると
若干、極若干の動きが感じられます。
ベアリング或いはクランクシャフトが片減りしている可能性があるとのこと。
ここが一番痛い。ここまで直すとすると、クランク一式交換、ケース割をするとなると
もうホント、中古のセロー250買えます。
かと言って
このまま閉じてもガスケット代なども入れて工賃で3万近くかかります。
シリンダーのボーリングにデカピストンと言う手もあるとは思いましたが
そこまでやるのもどうかと。耐久性も考えないと行けませんし。
話は唐突ですが
ウチの会社は年俸制といっておいて、実際には、年俸の1/16が普通の月給、
残りの4ヶ月分が夏冬ボーナス時(査定で増減)支払と言う給与体系だったのですが
本社のグローバルM&Aによって、吸収した会社との整合性のため完全年俸制(12分割)
ボーナス無しに変更になったため、最後のボーナスがこの冬ボーナスとなります。
この機会に、確保しないと、当分まとまった額が入ってこないので
思い切って、シリンダー/ピストンの交換までお願いすることになりました。
クランクとオイルポンプまで入れると、更に8万以上掛るため、腰上だけです。
これで妙な振動や大きな音はなくなると思う(いたい)のですが
クランクの極々僅かなブレが気になります。
どうしても、となったら、原因箇所はわかっていますから、その時は
腹を決めて、腰下クランク交換オイルポンプ交換は自力でやってようかと思います。
とりあえずは
何よりも、ソコソコ問題なく走れるようにするのが先決だと判断しました。
これで半年間小遣いが全くなくなるはめに(泣)
と、いうことで、セローはまだあと一週間位入院と相成りました。
シリンダー/ピストン交換だとすると、慣らしが必要ですよね。
もう20年も新車乗ってなかったんで
(フォルツァは新車だったので9年くらいですね、すっかり忘れてました。)
距離で何キロくらい、速度で何キロくらい
慣らしをすればいいか、とんと忘れています。
500―600㌔をMAX70㌔位で走ればいいですかね。
タイヤとフロントスプロケが届いているので、戻ったら早速交換予定です。
スプロケは前を16丁にすることにしました。後ろが50丁なので
減速比は16:50になりますね。ノーマルが15-45なので1:3なのですが
タイヤがTR-011ツーリスト、ノーマルより、かなり外径が大きくなるので
まあ、この組み合わせにすれば
低速をそれほど犠牲にせずに、高速側を伸ばせるかなと、目論んでいます。
何にせよ、セローが無事退院するのを待つしかありません。
良い勉強を、それなりの授業料で勉強できたと思えば
半年の小遣いなしだって我慢・・・・・
できない・・・
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