ノッキング

のんびりセローで

2014年06月01日 15:30

全開走行時にノッキッグが出ます。










先日のキャンプの際も、荷物満載で圏央道に入ったのですが

合流でアクセルを全開にし、80-100km/hになると、ノッキングを起こしてパワーが上がりません。

100km/h 以上など出せない状態です。

元々セロー225で100kmも出すと、エンジンが分解するんじゃないかと思うほどの振動で

巡航運転は出来ないのですが

加速時や流れで100km/hを出さないといけないこともあるのですが

最近頓にノッキングを起こすようになりました。





さて、私のセローは、新車で購入後、素人のくせに1年位でメインジェットとニードルを

バクダンキットというものに変えています。




私もよっぽど物持ちがいいのか、20年前のキットがそのままありました。


素人でよく解らない癖にあれこれいじって、プラシーボ的なパワーを実感できたのですが

36km/Lあった燃費が21km/Lまで落ちたりで

交換直後に出掛けた田沢湖へのキャンプツーリングの際は

東北道のSA毎に給油に立ち寄らないとならない程燃費が落ちてしまいました。


さらにいろいろいじって

なんとか25km/L位に落ち着いて、何となく感じるパワーもいい塩梅だったので

そのまま20年近く乗っている訳ですが

最近の全開時のノッキングやらでもう一度メインジェットの調整でもしようかなと思い立ち

久しぶりにキャブレターをバラしてみました。





シート外してタンクを外すと、キャブレターは直ぐに外せます。





先ずはキャブを外します。

チョークワイヤー、スロットルワイヤー、フューエルチューブを外し

インシュレータのバンドをゆるめてこじれば簡単に外れます。






とりあえず、キャブの底のネジを外し




中を見てみます。



フロート室には汚れもなく



きれいなものです。

真ん中に付いている、六角錐で横に穴が空いているものがバクダンキットのメインジェットです。




この形によって効率的にガソリンを吸い込んで うんぬん・・・ と言うのが謳い文句です。





素人の乏しい知識で



『高速域、1/2~全開を司るのはメインジェット』

『全開時のノッキングは、ガソリンが薄い為に起こる』



というようなことだったと思いだし

メインジェット番数を大きい方に変えてみることにしました。


セローは、その長い歴史に違わず、各年式でキャブも、メインジェットの番数も異なります。

私のセロー225Wは 4JG1 、発電容量UP、リアディスクブレーキになった

セロー225が 『W』になった最初の型です。


4JG1のメインジェットの基本番数は122.5 サービスマニュアルにも記載されています。

バクダンキットには、番手の大きなモノがもう1つ入っているのですが、そのジェットだと

燃費が21km/Lまで下がってしまうのでこれに戻す気にはなりません。


ということで

先ずはノーマルに戻すことから始めます。

で、これがノーマルのメインジェット #122.5




サクサクっと取り付けて、早速試走。

近所の圏央道を走って全開にしてみると

さすがノーマル、ノッキングがほぼなくなりました。

プラグの焼け具合も



悪くはありません。ちょっと白いのでまだ薄いかな?

ニードルはバクダンキットのママですので、中速域での勝手は変わりません。



で、お次はバッと番手を挙げて#130 (手持ちがこれしか無かったので)

試走すると

もう、高速に乗る前、アクセルがっと開けただけでボコついて全く吹け上がらなくなりました。

濃すぎです。

ちょっとこの番手ではダメなようです。


とりあえずノーマルにと、ジェットを戻す際に、ふとキャブを見ると

ガーン

側面にあるダイヤフラムカバーの黒いプラスチックにヒビが!



これはセローの持病のように有名な症状で、まあ、20年も乗っていれば

経年劣化でヒビも入ろうというものです。


もしかすると、最近のノッキングはこれが原因か?



さすがにこのパーツまで持ってはいないので、パーツ発注して到着を待ちます。

たかだか小さなプラスチックパーツですが、3,855円もします。


で、到着したダイヤフラムカバー




元のパーツはネジ3ツで固定されていますので外します。




開けると




ダイヤフラムと抑えのバネが出てきます。



さらに、下(写真だと左)の丸い部分との間にはOリングがかまされています。

写真の右下に写っているオレンジの丸い部分の縁に合わせてOリングが入ります。


カバーのパーツだけの購入だとOリングは入っていないので新しいものに換えないといけませんが

今回Oリングを発注するのを忘れたので、元のパーツにはまっているOリングを再利用。

Oリング自体は見た目全く潰れや劣化は見られませんでした。




で、ダイヤフラムカバーを交換し、同じく圏央道を試走。

ほぼノッキングはありませんが、まだ時々ノッキングの症状が出ます。

手元に#122.5と#130の間のメインジェットがないので

とりあえずノーマルでしばらく様子見です。

近いうちに#125位の番手のメインジェットを購入して交換してみよかと。


去年は行けなかった川上牧丘林道へ行く前までには調子を整えておきたいと思います。








そう言えば、前輪の山がもう2分くらいしか無いのでそろそろ交換時期です。

今はTW301を履いているのですが、ワタシ的にはこれがとってもダメダメでした。

以前はD605だったのですが、それに比べて、なんというか、舗装路でも未舗装路でも

コレジャナイ感がいっぱいで、早く交換したかったんですが、さすが前輪はヘリません。

で、次は何にしようかと。

TR-011の前輪を履いてもいいのですが、トライヤルをやるつもりも無いですし、消しゴム並みの

消費量では直ぐに交換になりそうで躊躇してしまいます。

高速で前輪が安定しないのも恐いので、オンもそこそこのタイヤがいいかと。

TW301は有り得ないのですが、またD605履くのも何だし、D603程オフ行かないし、

次は可もなく不可もないと噂の IRCのGP21辺りしようかと思っております。

何より安いですし。

モモタロウ モノタロウあたりならD605もTR001もフロント21インチは5,500円位ですが

GP21なら4500円位ですしね。



さて、交換用のチューブとリムバンンドと一緒にポチリますか。












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