のんびりセローで

日本人なら　富士山。

やっぱり　富士山でしょ。



ということで、金曜日　お休みとって浩庵キャンプ場へ。






家内の務めている会社は

妙な事に、誕生月には『有給で』お誕生日休暇を取らなければならないという

訳の分からない決まりがあるそうで、今月中に有給を取らなければならなくなりました。


それでは、私も有給を取ってキャンプに行こうということに。


行くなら富士山が見える場所を

と言うことで

朝霧ジャンボリーやふもとっぱらも考えたのですが

以前にバイクで出掛けた時の、朝焼けの富士山を家内に見せたく

今回は浩庵キャンプ場に行くことにしました。





平日ということもあり、ETC夜間割引をと早朝出発も考えましたが

前日一切買い物もしていなかったことと、GW直後の平日なんだから混むことはない

と言うことを鑑み、朝７時過ぎに出発。

ウチのキャンプとしては異例の遅さです。

バイクなら４時、車でも５時がデフォのウチですが、さすがに金曜なら混まないだろうと

だらだらと７時過ぎの出発と相成りました。



圏央道、中央道、河口湖線　とのんびり進み、富士河口湖町の

マックスバリューで買い出しを済ませてから浩庵キャンプ場に着いたのが

９時半位。

（ここのマックスバリューは朝も7時から開いているんで、キャンプには便利ですね。）




受付で話を聞くと

本日午前中は湖岸左側で中学生の団体がカヌー教室だとかで、そこに張るのはNG

午後は、何ぞのドラマの撮影で、湖岸右側はNG

まあ、湖岸は傾斜がきついのでどのみち林間に張るつもりでいたのでいいのですが

着く早々、あっちはダメこっちもダメ　というのはいかがなものかと。

それでいて料金は変わりませんから。

あ、人間セコくなってはいけませんね。




と、言うことで、林間サイトのちょいと下がった所に張ります。




張っている最中かなり熱くて汗だくです。




テントを張り終え、場内を軽く見回しても

林間サイトに1人いるのみです。さすが平日。



サイトから目の前の湖畔をみると、中学生らしき集団がカヌーの教習？を受けています。






林の中からは

『カカカカカ・・・』と

言うかすかな音が聞こえてきます。

とっさにプレデターの光学迷彩が揺れるさまはないかと、梢の辺りを見回しますが

空間の歪みは見当たりません。

どうやらキツツキがあちらこちらで樹を突いていた様です。





そうこうするうちにお昼になったので

冷凍うどんで簡単に済ませます。





お昼に中学生の集団が帰るのと入れ違いで、怪しげなトラックやバンが続々入ってきます。


（なお、撮影隊の映像には一部ぼかしをお掛けしております）


どうやら撮影隊ご一行様のようです。

しかし、ドラマ撮影というのは大人数いるのですね。







チロチロ見ていると、サスペンス？の撮影の様で

何回かリハをしてから撮影、な感じです。

女優さんの変わり？の人が立ち位置を決めるのに何回も同じ位置に立って

レフ板の明かりを受けてゴニョゴニョやっています。

そのうち　女優さんと思しき声で　「カメラさん！」の声が聞こえてきました。



なんのシーンなんでしょうね。

右奥の道から、モーターボートに駆け寄る　というようなシーンのようでした。



その後も撮影は続き、結局撤収は6時過ぎでした。







さて、昼食後、しばらくボーッとした後、早めにお風呂に行くことにしました。

せっかくだから温泉で、「上九の湯」やら「みたまの湯」も考えたのですが

精進湖ブルーラインのくねくね道を登り降り運転するのも疲れるので

結局ほぼ水平移動の西湖畔の『いずみの湯』にしました。

丁度割引券もあったので尚更です。



さすがに平日の3時半、3人位しか湯船におらず、露天風呂は独占状態です。





テント設営でかいた汗を気持ちよく落として帰ればもう5時です。

さすがにこの時間になると、キャンプ場も混んできて

2組もやって来ました。


一組、と言うか、1人はソロの中年男性のキャンパーさんが

モンベルのクロノスドームを張って

タープは張らず

露天に

大きめのテーブルとイスをセットし

ランタンポール、食器を吊るす網みたいなやつもセットし

と

ソロだというのに、フル装備です。


車の屋根には自転車、翌朝にはシューシュー空気を入れて組み立てる

大きなカヌーを出されていましたので

相当レジャー慣れしている　

通

なソロキャンパーさんかと。





もう一組は、親子連れで、私達のすぐ脇に張られていました。


ロケーションもありますので

すぐ隣に張るのは全く気にしないのですが

連れていたお子さんがまだ幼稚園 年少さん 位の男の子と、3歳位の女の子。



で、張ってまもなく、　超音波　です。

子供の泣き叫ぶ声は甲高い。

この子らがもう、何かというと　甲高い泣き声で泣きあげるのには少々参りました。

以前行った木崎湖の時の、生後数ヶ月、首も座ってないような子供を連れてきた

若い親達よりは断然いいのですが。


甥っ子もいるのでBBQで体験済みですが、小学校に入った子でさえギャーギャーわめくのに

土台、まだ聞分けの無い年齢の子供に静かにしろということ自体ムリですから

こうも小さいお子さんをキャンプに連れてくるのはいかがなものなかと。

もっとも、平日だからそうそう気にする人も居ないだろうと言うことで来られたのかもしれません。


ウチは子供がいなのですが

子供はいなくても、先日結婚した親戚の子とは　生まれてから5歳まで

一番可愛くもあり、また聞き分けがどうにもならない時期を一緒に暮らしていましたから

子供が騒ぐのも、それを収めるのが大変なのもよくわかります。

この子連れの親の方達も、泣き叫ぶと都度注意をしていましたが

如何せん、そんなこと　頑是ない子供に言ったところでどうにかなる訳でもありません。

もう、泣き叫ぶ声を　じっと我慢するしか仕方がありません。


子供は泣くものなんだからその位我慢しろと　子連れの方達は思うかもしれません

ですが、酒のんで大騒ぎする若者（一部オヤジ）達と

騒音のレベルで言えは大差はありません。

大人であれば、騒いでいる本人に直接注意すれば済むことですが

分別もつかない子供に何を言ってもどうにもならないので我慢するしかないのが現状です。


親にとっては騒音でも何でもない日常だと思いますが

非日常を味わいに　静かにキャンプをしたい人達もいるという事を

心の片隅にでも留めていただけるとありがたいです。

細かい奴だと思われるかもしれませんが、ぜひお願いします。


私自身、キャンプ場ではなるべく静かに過ごす様にしています

と言うか、酒も飲みませんから　そうそう騒ぐ要素もないのですが。


モモも元々ほぼ全く泣かないイヌなのでキャンプに連れて行きますが

もし吠えまくるイヌであれば、それは連れてはいけません。










で、なんだかんだで

早速夕食の準備。



と言うことで準備を始めたのですが

急に風が強くなって、お湯を沸かすのも一苦労。




特に、この台を使うと、炎と離れるので余計に風に炎を持っていかれると熱効率が下がります。


結局、ガソリンストーブの回りを囲んでようやくの状態





ご飯は、ガスだと外では消えてしまうので、メッシュエッグの中で炊飯です。



メッシュエッグ開放ですので、一酸化炭素は大丈夫です。



そうそう、今回は久しぶり、と言うか1年ぶりくらいにB6君に炭を起こしました。




その理由は



キャンプで焼き肉（バイク除く）なんて久しぶりです。

煙が嫌、B6君の後始末が嫌、でやっていなかったのですが

なぜか今回は焼き肉買ってしまいました。


肉焼く前には



野菜は大事です。

この後ホタテも焼いて美味しくいただきました。



夕食を美味しく頂いてもまだ8時過ぎ。

焚き木にしようと、1年前に切って置いていた自宅の庭木の枝



も持ってきたのですが

如何せん、とんでもなく強い風が吹いていて、湖岸ならまだしも

林間サイトで焚き火をスルのも躊躇され、結局焚き火は出来ませんでした。

風もあるので、空にあった幾ばくかの雲も吹き飛ばされ、とてもきれいな星が見えました。







で、とても早いのですが、そうそうに寝ることに。


今回、さすがに標高1300m超えの立場川よりは暖かいだろうと

ナンガ450のみで寝たのですが、暑くて2時前には目が覚めました。

もっとも暑かったのは、モモが寝袋の中に入っていたので

38度の湯たんぽを抱えながら寝ているようなもの

余計に暑かったのかもしれません。





トイレに行って戻るとき、やたらと空が明るいのでなんだろうと見ると

富士山で隠れていたほぼ満月の月がぽっかり。オレンジ色に登って来ていました。



とっさに撮ったので、望遠が効かず、ボーッとした絵になってしまいました。

見る位置がもっと西側だと、真珠富士と言われる様が見られたようです。



翌朝。

気温6℃



前日と打って変わって凪のような朝です。





夜、撮影隊が撤収スルのと同じ6時過ぎに、どうやら他にも何組かキャンパーの方達が

来ていた様で、朝一見に行くと湖岸に車中泊の方がいました。



10時には出発したいと思っていたので

6時過ぎには朝食の支度。いつもと変わらない時間です。

まだまだモモは眠いようです。





家内と出かけると、大概朝はホットサンド。



結構いい感じに焼けました。



珈琲は当然マンデリンで。




前日の残りのウィンナーとプチトマトにオレンジを添えて。



まあ、こんなのバイクでは決してやりませんが（笑）

そもそも、こんなに食器を持って行きませんし（笑）



出発間際、再度湖畔へ。

とても青い空と湖です。





来年の年賀状にはこの写真を使うと家内が言ってました。



もっとも年賀状に写真なんて使ったことないですけど（笑）


あ、それと、続々、カヌーで遊ぶ方たちが湖岸にテントを張っていました。




テント撤収跡。












今回は、連泊はやめて、ぐるり富士山の旅　で、富士山の周りをぐるりと回って帰ろうかと

本栖湖を10時ぴったり位に出発すると、何故か渋滞。

なんだろうとおもったら、芝桜渋滞でした。



ようやく渋滞を抜けた後、白糸の滝に。





階段を降りて、滝のミストで涼んだのは良かったのですが

階段を登って戻るため、折角の涼しさが台無しに（笑）




白糸の滝の後は

富士宮の『富士宮浅間大社』をお参りしました。



いやぁ、立派な神社ですね。

湧玉池の湧き水は、恐ろしいほどにきれいな水でした。










富士宮にきたらこれは外せませんね。



初めて食べたのですが、麺が普通の焼きそばと違うんですね。

もちもちしていて、それと、変な脂身の細切れが入ってました。

美味しかったです。




そうそう

さすが富士宮



三角コーンも富士山です（笑）


この後、御殿場経由で山中湖に行く予定が

急にお腹の具合が悪くなり、30分程、駐車場のトイレを出たり入ったり。

ウォシュレットでヨカタ　状態でした。


結局山中湖は断念し、初めてとなる新東名経由で厚木まで行き

愛川まで圏央道で出て、一旦下道を走って再度高尾から圏央道に入り直し

帰宅。




しかし、圏央道、便利です。

圏央道がつながれば


都心経由で遠くなるため敬遠していた伊豆方面にも簡単にアクセスできるようになるかと思うと

ツーリング、キャンプの幅も広がるかと、期待大です。



で、本日日曜日、シュラフを干したり

ドロドロのB6君を洗ったりです。

お次はドコにキャンプに行こうかしら