見ていただければ分かる通り、横から見ると、丸いラウンドフォルムのために
上部がかなり傾斜しています。
これでは上にモノを乗せられません。
この写真でも分かるように、ホムセン箱は平らですからものが乗せられます。
そこで、同じような大きさのホムセン箱(カインズオリジナル)を
GIVI のモノロックベースをそのままに、ホムセン箱を取り付けられるようにする事に。
乗せる予定のホムセン箱ともとのGIVI トップボックスの大きさは比はこんな感じです。
高さ、奥行きはほぼ同じですが、四角いので、底から蓋まで有効に使えます。
横幅は5cm 少々広がります。さらに容量が稼げます。
GIVI のモノロックベースは、前部にスリットが2つ、後部に鍵で固定するフックが
立ち上がっています。
スリット
このスリットにホムセン箱ベースに作った引っ掛け部分を差し込むようにします、
フック
固定フックが当たる部分をくり抜いてはめることで、ホムセン箱のズレを防止する寸法です。
まずは、どこのご家庭にもあります9mm厚のシナベニアをホムセン箱の底部に合わせ
43cm×30cm に切り出します。これは、ホムセン箱側のベースとなります。
これとは別に、モノロックベースのスリットに差し込んで固定するためのベースを、同じく
9mm厚シナベニアから切り出します。これのフックの当たる部分をくり抜いて、先ほどの
ベースをあわせ、フック部が当たる部分をくり抜いて、モノロックベースにはまることを確認します。
ホムセン箱側のベースと重ねるとこんな感じになって、
ホムセン箱のベース側も、固定ベースの穴をガイドにくり抜きます。
この2枚を重ねることでフックの高さをうまくクリアできます。
後は、皿ネジタイプの6mm ×40mm ボルト5本でホムセン箱に固定ベースをつけます。
ホムセン箱が弱いので、ネジとワッシャだけではプラ側がゆがんで千切れる可能性が高いので
4mm シナベニアを内側にも当てて、上下シナベニアでサンドイッチして固定します。
このままでは、内部にボルトナットがあって中に入れるものに当たってしまうので、
もう一枚シナベニアを引いて平らな底面を確保します。(写真の黒いものはクッション材です)
この2枚の4mm シナベニアと突き出したボルトナットの分を差し引いて、内高は
28.5cm になりました。これだけあれば、内部の形もほぼ四角で下から上まで詰め込めますし
更にこの上にテントやコットを固定するにも問題ありません。
で、切り出したベニアのベースをモノロックベースに実際に乗せてみるとこんな感じになります。
スリット部分はこんな感じです。
フックの方は、モノロックベースのゴムクッションの厚み分浮いた形でうまい具合にはまりました。
セロー全体を入れるとこんな感じになります。
後は、どのようにタイダウンするかを考えないといけません。
今回はここまで。
この日は日差しが強く、麦藁帽子をかぶっての作業でしたが、手は日焼けし、
目も充血してしまいました。
これからどんどん日差しも強くなっていきますので、外での作業はきつくなりますね。
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