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2011年05月15日

セローにホムセン箱

セローでキャンプに行く際には、

GIVI の容量39㍑のE370モノロックケースを使用していますが、

形が丸いので、中に入れられるモノが限られます。

ツーリングでしたら問題ないのですが、キャンプとなると、モノが入らない、上が

傾いているため、モノを乗せられないと、大変不便でした。

そこで、GIVIのモノロックベースはそのままに、ホムセン箱を載せられるように、ベースを

作ってみました。

セローにホムセン箱

見ていただければ分かる通り、横から見ると、丸いラウンドフォルムのために

上部がかなり傾斜しています。

セローにホムセン箱

これでは上にモノを乗せられません。

この写真でも分かるように、ホムセン箱は平らですからものが乗せられます。

そこで、同じような大きさのホムセン箱(カインズオリジナル)を

GIVI のモノロックベースをそのままに、ホムセン箱を取り付けられるようにする事に。

乗せる予定のホムセン箱ともとのGIVI トップボックスの大きさは比はこんな感じです。

セローにホムセン箱

高さ、奥行きはほぼ同じですが、四角いので、底から蓋まで有効に使えます。

横幅は5cm 少々広がります。さらに容量が稼げます。




GIVI のモノロックベースは、前部にスリットが2つ、後部に鍵で固定するフックが

立ち上がっています。

セローにホムセン箱

スリット

セローにホムセン箱

このスリットにホムセン箱ベースに作った引っ掛け部分を差し込むようにします、

フック

セローにホムセン箱

固定フックが当たる部分をくり抜いてはめることで、ホムセン箱のズレを防止する寸法です。



まずは、どこのご家庭にもあります9mm厚のシナベニアをホムセン箱の底部に合わせ

43cm×30cm に切り出します。これは、ホムセン箱側のベースとなります。



これとは別に、モノロックベースのスリットに差し込んで固定するためのベースを、同じく

9mm厚シナベニアから切り出します。これのフックの当たる部分をくり抜いて、先ほどの

ベースをあわせ、フック部が当たる部分をくり抜いて、モノロックベースにはまることを確認します。

セローにホムセン箱

セローにホムセン箱

セローにホムセン箱

ホムセン箱側のベースと重ねるとこんな感じになって、

セローにホムセン箱

ホムセン箱のベース側も、固定ベースの穴をガイドにくり抜きます。

セローにホムセン箱

この2枚を重ねることでフックの高さをうまくクリアできます。



後は、皿ネジタイプの6mm ×40mm ボルト5本でホムセン箱に固定ベースをつけます。

ホムセン箱が弱いので、ネジとワッシャだけではプラ側がゆがんで千切れる可能性が高いので

4mm シナベニアを内側にも当てて、上下シナベニアでサンドイッチして固定します。

セローにホムセン箱

このままでは、内部にボルトナットがあって中に入れるものに当たってしまうので、

もう一枚シナベニアを引いて平らな底面を確保します。(写真の黒いものはクッション材です)

この2枚の4mm シナベニアと突き出したボルトナットの分を差し引いて、内高は

セローにホムセン箱

28.5cm になりました。これだけあれば、内部の形もほぼ四角で下から上まで詰め込めますし

更にこの上にテントやコットを固定するにも問題ありません。




で、切り出したベニアのベースをモノロックベースに実際に乗せてみるとこんな感じになります。

スリット部分はこんな感じです。

セローにホムセン箱

フックの方は、モノロックベースのゴムクッションの厚み分浮いた形でうまい具合にはまりました。

セローにホムセン箱

セローにホムセン箱



セロー全体を入れるとこんな感じになります。

セローにホムセン箱

セローにホムセン箱

セローにホムセン箱



後は、どのようにタイダウンするかを考えないといけません。

今回はここまで。



この日は日差しが強く、麦藁帽子をかぶっての作業でしたが、手は日焼けし、

目も充血してしまいました。

これからどんどん日差しも強くなっていきますので、外での作業はきつくなりますね。





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Posted by のんびりセローで at 19:35│Comments(10)自作器具
この記事へのコメント
私の連れは箱にシャックル等をつけてタイダウンしてますね。さらにカラビナでシェラ吊したり(笑)
Posted by kabu at 2011年05月15日 19:41
箱イイですよねぇ~。
あっしも装備しようか悩み中でした。
でも装備したら、もっと荷物増えるんだろうなぁ。。。
Posted by Dal Segno at 2011年05月15日 20:35
クオリティ高いですね!
安定性向上のGIVIベースの利用方法がスゴいΣ(o゚ω゚o)キラキラ**

ホムセンボックスはキャンプ場でテーブルとしても利用できますもんねぇ♪
Posted by raindog760raindog760 at 2011年05月15日 21:33
おはようございます

市販のケースは形が丸くてキャンプ道具を入れ難いですよね
我が家のセローにも同じモノロックベースが付いているので
参考にさせて頂きます
やっぱりコンテナボックスは良いですねぇ~

今週後半にキャンプツーに行けそうなので
徐々にパッキングしてみます
Posted by kemewokemewo at 2011年05月16日 09:16
みなさんまとめてのお返事で申し訳ありません。


kabu さん

こんにちは
シャックルいいですね。無骨な感じがオトコを感じます。
どこに穴あけてシャックルをつけるか考えないと・・・。
シャックル穴をフタまで噛ますと下ろさないと開けられなくなるし、
補強もしないとプラがぶちっと切れてしまいそうで。

シャックルとカラビナ 何でもぶら下げられて良いかも・・・。



Dal Segno さん

こんにちは
やっぱりホムセン箱にたどり着くようです。
荷物がどんどん増えていくのが目に浮かびます(苦笑)





raindog760 さん

こんにちは
いやぁ、そこまでのクオリティーは・・・お恥ずかしい。
テーブル兼用はホムセン箱の利点ですね。





kemewo さん

こんにちは
普段使いには鍵もかかってとても良いんですが、
仰るとおり、大きいくせに、丸くて物があまり入らないのが
キャンプの際にはデメリットになってしまっていました。
週末のキャンプ記事、期待しております。
Posted by のんびりセローでのんびりセローで at 2011年05月16日 12:30
ハジメマシテです^^

GIVIのボックスを私も使っていますが
この方法ですとボックスも乗せられて良いですね。
 
私もリアの箱に犬を乗せて出かけたりするのですが
そのつどGIVIのベースをはずしてキャリアにプラ籠を乗せてはいました

非常に参考になる記事をありがとうございます。
こちらの勝手ですがお気に入りにさせていただきました。
Posted by ボッシュ at 2011年05月17日 08:34
ボッシュさん
こんにちは。
お気に入りに入れていただけるとは光栄です。

GIVI ボックスは便利だけど、キャンプにはチョット、というところでした。
適当な工作なのにお恥ずかしいです。

イヌを入れてツーリングとは、うらやましい限りです。
ウチにもイヌがいるのですが、そういう狭い場所に入ることをとても嫌がって
とてもではありませんが連れて行けません。
子犬の時から鳴らしていないと難しいのでしょうね。
Posted by のんびりセローでのんびりセローで at 2011年05月17日 12:24
良いアイデアですね~^0^

「アイデア=作る(造る)」

やはり不便を安価で克服しようとすれば自ずと片手に工具!

こういうアイデア品てのはメーカーにはありませんからね
これからまだまだキャンプをする以上
沢山の不便の中から沢山のアイデアが生まれる事でしょう!

ま~アイデア品って結局 「不便」ありき!ですわ^0^

その成れの果てが僕ですけどね(・・;)
Posted by 旅者 at 2011年05月18日 00:11
ロープ使わない方法・・・・

BOXのフレーム枠(コーナー部分の内側)に5mmほどの穴をあけ
そこにターンバックルを引っ掛けます

それからベースプレートにアイボルトを角の四隅に打ち込みます

んで、ターンバックルをそのベースプレートに打ち込まれたアイボルトに
引っ掛け(4箇所 )バックルを均等に絞めていきます
これで4箇所にテンションが掛かっているので 
どの角度からも過重が掛かってもずれる事がありません
気になるようでしたBOXの裏底の四隅に滑り止めを貼っておきます

こうすれが上フタは自由に開閉できるので
ロープをいちいち外すことなく 途中お買い物(買出し)ができますよね

ましてや このコンテナBOXであればBOXフレームに穴をアチコチ設けて
S字フックを付けておけば荷物が増えてきたときに
バンドやロープを多様化できますよね^0^

たしか以前に僕のブログでこの手法を紹介したような覚えがあるのですが

でもみてませんよね(、、)

ちなみにターンバックルは100円ショップでSETで買えますよ~ん
Posted by 旅者 at 2011年05月18日 00:27
旅者さん
こんにちは

ターンバックル手法、見てませんでした・・・失礼しました。

ターンバックルにアイボルトですか。建築現場での使用イメージで
ターンバックルは考えていませんでした。100均で売ってるんですか。
ターンバックルなら両端をつないで真ん中を締め込めば張力がでるから
ベルトのように緩む心配も少ないですね。フムフム

ただ、ベースプレートがGIVI のモノロックベースをそのまま使用するという
前提なので、アイボルトが打ち込めません。
アイボルトが厳しいので、キャリアにうまく引っ掛けられる手を考えれば、
ねじるだけで締め込めるターンバックルは面白いですね。
シャックルとターンバックルを組み合わせれば、タイダウンベルトが無くても
うまくいくかも知れませんね。
キャンプ場で取り外してテーブル・物置台代わりしたいのでベルトより着け外しに時間や手間が掛から無そうでいい手ですね。

箱周りにSカンはやろうかと思ってました。なんとなくシェラカップを
外に吊るすって言うのがやりたくて(笑)

皆さんからのアドバイスを元に週末にイロイロ固定方法を試してみます。


ありがとうございました。
Posted by のんびりセローでのんびりセローで at 2011年05月18日 05:35
 
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